かぜ症候群、インフルエンザ、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、気管支炎、肺炎、胃腸炎、尿路感染症など様々な感染症があります。大きくウイルス性と細菌性があります。
寒い時期に多いですが、年中発症する危険性があります。普段のうがい、手洗いは予防に大切ですがそれでもかかってしまった場合は早めの治療が必要です。
インフルエンザワクチンのほかに、最近は肺炎球菌ワクチンの接種が行われています。インフルエンザワクチンは毎年接種する必要がありますが、肺炎球菌ワクチンは1回の接種で5年以上の効果が期待できるとされています。
最大23種類に型に対して免疫をつけることが可能で、現在90種類以上の肺炎球菌の型が報告されていますが、成人の肺炎球菌による感染症の80%以上をカバーできます。
接種対象者はこれまで肺炎球菌による重い疾患にかかる危険が高い持病のある方のみでしたが、2014年10月より肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)の定期接種が始まりました。
対象となる方は、65歳以上で決まった年齢になられる方、60~64歳で心臓・腎臓・呼吸機能または免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害がある方が対象です。
詳細は 厚生労働省ホームページ を参照ください。
次の定期接種までに肺炎がご心配な方は、もう一種類のワクチン(プレベナー13)を接種されることをお勧めいたします。
日本でプレベナー13は、肺炎球菌による髄膜炎予防のために小児に接種されており、13種類の肺炎球菌に対するワクチンでニューモバックスNPの23種類より少ないですが、欧米で行われた2つの多施設無作為研究で、プレベナー13のほうが、成人での肺炎予防効果が高い結果が出たため、米国では2011年12月に認可され広く使用されています。
その影響を受け2014年6月に日本でも65歳以上の成人に適応となりました。
定期接種のワクチンに採用されていないため、現時点では補助金制度はありませんが、このワクチンを初めに投与しておくと、2回目の接種の際には免疫効果がさらに上がることも報告されています。
現在の制度では、プレベナー13を接種した後にニューモバックスNPを定期接種することが可能です。
当院では任意接種される場合は以下の金額でで実施しております。
肺炎球菌ワクチン | プレベナー3 | 10,000円 |
---|---|---|
ニューモバックス | 8,800円(定期接種以外) | |
その他のワクチン | MRワクチン(風疹・麻疹) | 8,600円(公費対象者以外) |
帯状疱疹ワクチン | 6,300円 |
風疹抗体検査のクーポンをお持ちの場合は検査およびワクチン接種を実施しておりますのでお問い合わせください。
プラセンタ注射を受けられている方へ
更年期症候群のプラセンタ治療薬で使用されているメルスモン注射液につき、メーカーより製造販売承認書の変更手続きが必要となったため約1年間(2024年2月頃まで)出荷停止になると通達がありました。
そのため、在庫にあるメルスモンがなくなり次第、入荷再開までメルスモン注射を一時中断させていただきます。
大変恐縮ではございますが、少しでも皆様の注射中断期間を短くするため2月20日(月)より注射の回数および本数を制限させていただきます。
また、もう一つのプラセンタ注射薬であるラエンネックについてもメルスモンの影響で すでに入荷に影響が出ております。当院もその影響を受けており3月1日(水)よりラエンネックにつても注射の回数および本数を制限させていただきます。
詳細は随時院内掲示いたします。
皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。
院長
上図のキャッシュレス決済に対応しています。
臨時休診日および夏季・年末年始の休診日については「お知らせ」またはトップページの「「カレンダー」でご確認ください。